
「ものづくり」がつなぐ、彫刻家と仕事の両立
杉山さん[新規事業部]
出身 / 三重県松阪市
大学 / 愛知県立芸術大学 彫刻専攻
趣味 / 美術館 彫刻 本を読む

「ものづくり」がつなぐ、彫刻家と仕事の両立
杉山さん[新規事業部]
出身 / 三重県松阪市
大学 / 愛知県立芸術大学 彫刻専攻
趣味 / 美術館 彫刻 本を読む
彫刻家としての活動と仕事を両立できる生き方を目指して

Q1.なぜオクムラに入社しましたか?
将来の夢は、とにかく彫刻を作り、それを売って生活することでした。
学生時代、一人暮らしをしていましたが、彫刻(作品作り)に専念しようと実家に帰りました。
しかし、生計を立てるために「仕事をした方がいいな」「親にも迷惑をかけたくないし、申し訳ない」という気持ちから、就職することに決めました。
彫刻を作ることが好きなので、就職するならものづくりに関わる会社(製造業)であり、プライベートと両立できる会社に就職したいと考えました。そして、地元の企業であるオクムラに出会い、入社することになりました。
Q2.入社してからの仕事内容を教えてください
私は入社して1年目は生産技術部に配属となり、設備の修理や新製品の立ち上げ業務に携わりました。
また、お客様の工場へ出向し、管理帳票の整備や設備導入を行いました。
その後、新規事業部に異動し、新規製品の設計・開発・試作に関わることになりました。
お客様の要望に合わせて製品を作り、展示会で商品を紹介するなど幅広い業務を行っています。
最初に学んだ生産技術部での知識やお客様の工場での経験が、新規事業部でも大いに役立っています。
これまで培ってきた彫刻家としての経験やスキルも活かし、さらに成長していきたいと思います。
設備開発の楽しさを感じ成長を実感
仕事での学びを作品作りに還元できています

Q3.この仕事の難しいところ・苦労したところは?
お客様の意向に合わせて製品を作るのは難しいですね。思い通りになることがなかなかありません。
また、使い方がわからない設備を使って試作することもあり、その場合は1から設備を覚えるのが大変です。
材料、設備の名前や設備の使用方法など、覚えることがたくさんありますね。
Q4.入社してみて感じたこと・プライベートへの影響は?
治具を作る際に学んだ考え方が彫刻の作品作りにも役立っていることを実感しています。
また、会社はアットホームな雰囲気であり、どんな仕事でも責任を感じながらも楽しく取り組むことができる環境です。
経済的な余裕もあり、プライベートの彫刻活動にも十分なリソースを注ぐことができています。
仕事を通じて感じたことは、社会人として約束事や期間を意識しながら仕事を進めることの重要性です。これらを守ることは信頼関係を築く上で不可欠であり、効率的な仕事を進めるためにも必要です。また、納期やスケジュールを意識することでプロジェクト全体を把握しやすくなり、チーム全体のスムーズな動きにつながります。 その感覚をプライベートの作品作りにも取り入れており、学生時代は作品作りに没頭していましたが、現在は制作時間や納期、コスト面も意識しながら作品作りを行っています。
Q5.仕事をしていて嬉しかったこと・成長したなと思うことは?
最も嬉しいと感じるのは、難解な仕事がスムーズに進む時です。その時には達成感を強く感じます。
また、社会人としての常識を身につけたことで成長を実感しています。
さらに、生産技術と新規事業での経験により、以前は機械に疎かった私ですが、今では設備設計ができるようになり、設備開発の楽しさを感じるようになりました。 これらの経験を通じて、自分自身がどれだけ成長できたかを感じています。社会人としてのスキルや知識を磨き、新たな挑戦にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。
幅広いスキルを身につけ活躍の場を広げ、芸術活動の探求を続けたい

Q5.これからの目標を教えてください
私は色々な仕事ができるようになりたいと考えています。現在の仕事だけでなく、新しいことにも挑戦したいと思っています。幅広いスキルを身につけることで、さまざまな場面で活躍できる人財になれればと思います。
〜人生の目標〜
将来的には彫刻家として個展を開きたいです。最近、大阪で開催された「古代メキシコ展」に行って、アステカ文明に興味を持ち、それをテーマにした作品を制作しています。個展を開くことで、自分の作品を多くの人に見てもらいたいと思っています。


先輩インタビュー
生産〜出荷のプロセスを学び、
お客様と会社をつなぐ営業に


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業務部 山口さん
