

オクムラのあゆみ
「さあ、行こう」
創業のその日。奥村義治(現創業者名誉会長)は、それまで創業を反対していた父から出発のトラックでこの言葉をかけられ、
涙が止まらなくなった事を今でもしっかりと心に刻んでいます。
2023年に50周年を迎え、さらに挑戦・成長を続けるオクムラのこれまでのあゆみを紹介します。


オクムラのあゆみ
「さあ、行こう」
創業のその日。
奥村義治(現創業者名誉会長)は、それまで創業を反対していた父から出発のトラックでこの言葉をかけられ、涙が止まらなくなった事を今でもしっかりと心に刻んでいます。
2023年に50周年を迎え、さらに挑戦・成長を
続けるオクムラのこれまでのあゆみを紹介します。


それはちょうど50年前。
25歳の奥村義治(現創業者名誉会長) は
農業の生業から自動車用の樹脂ホース製造販売へ
新たな挑戦に踏み出しました


それはちょうど50年前。
25歳の奥村義治(現創業者名誉会長) は
農業の生業から自動車用の樹脂ホース製造販売へ
新たな挑戦に踏み出しました
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    1973年 10月 自動車用ゴムホースの仕上加工会社として創業開始 現創業者名誉会長奥村義治が、父、母、妻、3人の社員とともに 「扇田作業所」として創業。   
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    1975年 1月 奥村ゴム製作所に改称 社名を「奥村ゴム製作所」に改称し、新たなスタート。 
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    1983年 8月 奥村ゴム分工場を設立 事業拡大に向け、奥村ゴム分工場を設立。   
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    1987年 6月 株式会社奥村ゴム製作所として法人に改称 個人事業から法人事業へ。株式会社奥村ゴム製作所へ改称。 
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    1993年 2月 本社工場増設 新社屋完成 得意先メーカーから「ナイロンや塩ビの自動車用ホースが作れないか」と打診。 事業拡大の転換点となり、本社工場を増設、新社屋が完成する。   3月 曲管燃料ゴムホースの生産開始 自動車用 重要保安部品(燃料ホース)の製造開始   4月 樹脂押出品(ナイロンホース)の生産開始 自動車用部品・機械部品・空気圧機器用品など、広い分野に使用可能なナイロンホースの生産を開始。用途に応じて着色可能なことが製品ラインナップの拡大につながる。   12月 樹脂押出品(塩ビホース)の生産開始 自動車用部品・一般給排水用途として、穴あけの技術を活かした製品の生産を開始。   
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    1995年 2月 樹脂押出品(PP•PE)の生産開始 自動車用部品・機械部品用途として、低コストで加工が容易なスパイラルホースの生産を開始。     5月 奥村ゴム分工場にてINJ成形(フィラーホース)の生産開始 ロボットによる自動インジェクション生産にて、耐油性・耐候性・耐ガソリン透過性に優れた自動車部品・その他タンク用ホースの生産を開始。   
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    1998年 4月 自動車燃料系高圧樹脂ホースの生産開始 樹脂アッセンブリーの原点となる、モジュール品とも呼ばれる自動車用高圧燃料ホースの生産を開始。   
創業30〜40年
医療分野への参入
業容は順調に拡大をつづけ、
松阪中核工業団地に広陽工場を開設。
リーマンショック、東日本大震災を
社員全員で乗り越え、医療分野への参入を決意。
創業30〜40年
医療分野への参入
業容は順調に拡大をつづけ、
松阪中核工業団地に広陽工場を開設。
リーマンショック、東日本大震災を
社員全員で乗り越え、
医療分野への参入を決意。
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    2004年 2月 ISO9001:2000の認証取得 ISO9001:2000を取得し、より良い商品、サービスをお客様に提供し続けることができるよう、また取引先やお客様から信頼が得られるような会社づくりへ。   10月 インタンクコルゲートホースの生産開始 蛇腹チューブ押出の技術を習得。主に自動車用高圧燃料ホースとして使用されるコルゲートホースの生産を開始。   11月 スパイラルスリーブ(電線保護材)の生産開始 既存のスパイラルホースの技術を活かし、電力会社様へも取引を拡大。電線保護材の生産を開始。   
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    2005年 3月 広陽工場第一工場開設 事業拡大に向け、工場を拡張。松阪中核工業団地に進出。第二棟目となる「広陽第一工場」の稼働。   
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    2006年 7月 協力会社 三重JR株式会社生産開始 三重JR株式会社にて生産を開始。   
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    2008年 3月 広陽工場 第二工場稼働 松阪中核工業団地に、第三棟目となる広陽第二工場を新設。広陽第一工場と同じ敷地内にて稼働開始。   5月 平滑チューブ押出機新設 優れた耐薬品性、耐熱性、耐候性を備えているフッ素樹脂系のチューブ押出機を新設。   
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    2009年 8月 コルゲート押出機新設 自社設備としての縦型押出機を新設。   
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    2010年 11月 三重大学と医工連携共同事業スタート 自動車分野で培った技術を他分野へ展開し、自動車・産業・医療の事業三本柱を確立する為に始動。製品化促進事業の支援を受け、三重大学様と「縫合トレーニング用擬似血管チューブ及び縫合部確認用検査機器装置」(のちのDr.武蔵)の試作に取り組む。   
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    2011年 6月 大口径コルゲート押出機導入 既存のコルゲート製品よりもさらに大口径のコルゲートを生産できるよう押出機を導入。   8月 射出成型機を新設 オクムラで初となる、樹脂の射出成型機を新設。   12月 医療事業の研究開発・製造に向け、中核工業団地にて用地買収 医療分野への参入に向け、松阪中核工業団地の土地を買収。 
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    2013年 3月 医療用押出ラインを新設 医療事業の研究開発・製造に向け、医療用チューブ開発押出ラインを新設。   11月 2層平滑チューブ押出機新設 多種・多様の材料にて樹脂押出成形品の生産が可能となる押出機を新設。   11月 医療機器メーカー様向け麻酔針保護プロテクターの生産開始 医療分野への参入を果たし、新規取引先様からの依頼。カラーバリエーション豊富な麻酔針保護プロテクターの生産を開始する。     
創業40〜50年
100年企業を目指して
「ゴム」という特定分野に限らない
多種多様な製品の生産が可能となったことで
「株式会社奥村ゴム製作所」から
「株式会社オクムラ」へ社名を変更。
創業40〜50年
100年企業を目指して
「ゴム」という特定分野に限らない
多種多様な製品の生産が可能となったことで
「株式会社奥村ゴム製作所」から
「株式会社オクムラ」へ社名を変更
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    2014年 6月 資本金を8,000万円に増資 
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    2015年 5月 大口径コルゲート押出機更新   
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    2016年 5月 平滑チューブ巻取り機導入 チューブを自動で巻き取る巻取り機を導入。今までの手巻き作業がなくなり、生産性向上にもつながります。   9月 医療機器製造業の認可取得 医療機器を製造する上で必要である「医療機器製造業の認可」を取得。   
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    2017年 8月 編組チューブ生産ライン導入 配線保護等に使用されるポリエステル系繊維を編み込んだチューブを生産する生産ラインを導入。   
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    2018年 1月 産業用金属組立品生産開始 工業用ロボットの関節部や各種装置の関節・旋回部に最適な、コンパクトで高剛性な金属の組立を開始。   6月 田中社長就任 新社長に田中寛人専務取締役が就任。新企業スローガン「ワンチームワンハート」を設定。     9月 協力会社 株式会社オクムラ岡本工場から株式会社NAKAGAWAに社名変更 「協力会社」から「グループ会社」へ。株式会社オクムラ岡本工場から、株式会社NAKAGAWAに社名変更。 
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    2019年 1月 株式会社奥村ゴム製作所から株式会社オクムラに社名変更 多種多様な製品の生産が可能であり、事業領域が「ゴム」という特定分野に限らないことで「株式会社オクムラ」へ社名変更。 1月 松阪工場稼働 松阪中核工業団地に、第四棟目の工場を新設、稼働。   
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    2021年 2月 クリーンルーム(クラス10,000)の設置 米国連邦規格であるFed-std209Eに規定されている、0.5μm径の微粒子が1ft3内に10,000個まで許される清浄度のレベルのクリーンルームを設置。   
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    2022年 10月 松阪中核工業団地にて、新たな用地買収 第五棟目となる工場新設に向け、松阪中核工業団地の用地を買収。   12月 クリーンブース(クラス100,000)の設置及び射出成形機稼働 マルチループトラクションデバイスを生産する為のクリーンブース、射出成形機を稼働。     
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    2023年 1月 ISO13485の認証取得 医療機器に関する品質マネジメントシステムの規格である「ISO13485」の認証を取得。 
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    2024年 8月 奥村社長就任 新社長に奥村公人専務取締役が就任。   


「夢」という言葉が大好きな奥村義治は、常に夢を公言し、
夢を実現させてきました。
社員と共に幸福を追求し、夢を叶える企業を目指し、
株式会社オクムラはこれからも挑戦、成長を続けます。


「夢」という言葉が大好きな奥村義治は、
常に夢を公言し、
夢を実現させてきました。
社員と共に幸福を追求し、
夢を叶える企業を目指し、
株式会社オクムラは
これからも挑戦、成長を続けます
50周年を迎えて
創業者名誉会長 奥村 義治
 当社は令和5年10月1日 (2023年) に、創立50周年を迎えることができました。当社がこのように発展できましたのはひとえに皆様方の永年にわたる絶大なるご支援、ご哀願の賜物であり心より厚く感謝申し上げる次第であります。
 思い起こせば昭和48年9月父の反対を押し切って近所の倉庫15坪を借り受け、10月1日の 操業を迎えていたことが昨日のことのように思い出されます。 父、母、妻と3人の社員で創 業を開始し、この間に昭和48年12月第一次オイルショックをはじめとし幾度となく経済試練 に直面してきましたが、常にこの事態の裏には必ずチャンスがあると信じ乗り越えてまいりました。
 さて当社は社会経済環境の変化に対応し、業務の内容や活動スタイルを変えております。これからの50年、環境変化のスピードはさらに加速化し、それに合わせてお客様のニーズ も大きく変化していくと思われ、その変化の中で生き残り大きく成長させる為にも、当社自身も変えていく必要があり役員・社員が団結し取り組む決意でございます。
 社員一人一人が主役であり、社員のしあわせプランを策定し、当社を担っていく若者が、人と人との絆を大切にしながら、自らが夢と希望を持って、実現に向けて意欲的に生きていく社員を育てていかなければならないと思っております。今後さらに当社へ皆様のご支 援ご哀願を賜りますようにお願い申し上げます。


 
         
         
         
         
         
         
           
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
           
         
         
         
         
         
         
           
         
         
         
         
           
        